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元中学校教員直伝 テストを制する秘訣

元中学校教員直伝 テストを制する秘訣

  • 2022.12.13
  • ブログ

答え合わせ」と「問題合わせ」

塾生の皆さん、定期テストお疲れ様でした。

平均点を上回った人、自己ベストを更新した人、五教科合計が前回よりも上がった人、たくさんの人が成果を実感することが出来る結果だったのではないでしょうか?

ここで、元中学校教員の講師;南がさらに得点を伸ばす秘訣を伝授いたします!

それは、「答え合わせ」に対応させた「問題合わせ」です!!

聞きなれない言葉かもしれませんが、この「問題合わせ」をすることで、テストの構造がしっかりと分かりますし、次回のテストの予想までできてしまう魔法の技術です。

といっても、やることは簡単です。

①まず問題用紙を用意しましょう。

②そして「テスト範囲表」も準備しましょう。

③その範囲表の指定されたページの中から、「実際にテストで出題された問題」探しましょう。

やることはこれだけです。

数学は問題の数字が変わっていたりするのでワークや教科書からそのまま出題されている問題は見つけにくいと思いますが、国語や英語の長文以外の問題、特に国語は文法や漢字、慣用句など、英語は並べ変えの問題や日本語訳など、ワークや教科書からそのまま出題されている問題を探してみましょう。

もちろん、社会や理科といった教科はワークからそのまま出題されたキーワードや記述問題が多く見つかることでしょう。先生方は生徒諸君に嘘はつきません。指定された範囲の中から確実に出題をしています。こうして「問題合わせ」をしてみると、意外と多くの問題がワークや単元テスト、教科書から出題されていることがわかるはずです。

そうなれば、教科の先生方がどのようにテストの問題を作っているかがわかってきます。社会であれば、教科書とワークに共通するキーワードや、記述問題の傾向がわかるでしょうし、他の教科のテストも同様に、先生方がどのように問題を作っているかが見えてくると思います。

例えば、英語のテスト問題を例にすると、長文問題以外はほとんどがワークからそのままで、長文問題で実際に英語力を試すような問題がある場合があります。

これは、先生が「ちゃんと勉強した人には全員に高い点数を取ってほしい」と考えていることが分かりますね。しかし、あくまでテストですから、簡単すぎてはいけません。ある程度の難易度を設定しているのは当然です。しかし、学校の先生という生き物は生徒に高い点数を取ってほしいと考えていますし、勉強の成果が現れるようにテストの難易度を設定します。私もかつては問題を作る側でしたからわかります。いかにテスト範囲が広くても、努力すれば高い点数をとれるように問題を作ります。そのため、皆さんが使っているワークや単元テスト、教科書の問題を中心にテスト問題を構成していきますし、範囲外の問題は出題されません。

まとめると、「問題合わせ」を行うことで、テストの振り返りをするだけでなく、先生方の問題作りのパターンが見えてくるということになりますね。この先生はワークからの主題が多い、この先生は単元テストの問題が多い、こういうことが分かると、次回のテストでどこをメインに勉強すればいいかがわかります。ワークの範囲をやりこむ、単元テストを振り返る、教科書の問題を補充するような教材に取り組む、自分の勉強の作戦を立てることが出来ます。

ぜひ、テストの問題用紙は捨てずに取っておきましょう。

各教科の先生方の出題傾向や問題作りのクセが見えたらこっちのものです。

次回の3学期のテストで1年を締めくくる高得点を取るために、今から対策と準備をしておくことに価値があるのです。

気合いだけでテストを乗り切るのは難しいし、苦しいでしょう?

何事も、「情報」と「作戦」が大切です。

「問題合わせ」を通して情報と作戦を手に入れ、高得点へつなげましょう!