生きて、生きて、生きて、生きて、生きろ。
- 2022.01.05
- ブログ
新年あけましておめでとうございます。
トップノートのアトムです。今年もよろしくお願いします!
タイトルの通り、年頭のブログとしては重たいテーマです。
しかし、全力で書かせてもらいます!
大みそかの恒例番組、紅白歌合戦では
まふくんこと「まふまふ」さんの出場が十代の中で話題を呼びました。
私自身、仙台、青森、そして盛岡で指導をして参りましたが、
どこの現場でも一定のファンがいる、人気の「歌い手」です。
年末年始の番組ですから、一般的に街角で耳にする歌や、
石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」のような世代を超える歌、
あるいは「マツケンサンバII」といった定番の盛り上げソングなどで
お祭り騒ぎ、といったラインナップが望まれるところでしょう。
そのなかで、「まふくん」が「命に嫌われている。」を歌うことは、
いかに今年の紅白のテーマが多様性を認め合う「カラフル」とはいえ、
異質に感じられた方も多いことと思います。
歌い出しから
「『死にたいなんて言うなよ 諦めないで生きろよ』
そんな歌が正しいなんて 馬鹿げてるよな」ですからね。
しかし、私はこの状況に、NHKの「本気」を感じました。
もともとこの「命に嫌われている。」は「カンザキイオリ」さんという
別のアーティストの作品であり、動画サイトで1800万再生を記録。
それを「歌い手」である「まふくん」が歌った動画が1億再生を記録しております。
https://youtu.be/eq8r1ZTma08
この歌が圧倒的に支持される理由として、
自分がつながりたい相手とだけつながることができる今の社会の中で、
「自分とつながりたい人なんていないのでは?」と思ったり、
自分よりも恵まれている立場に思える人間が目に入りやすくなって、
「自分なんて生まれながらにいて可能性がないのでは?」と思ったり、
社会や価値観が急速に変化し、突然誰かが弱者となる様子が目に入り、
「周りの大人の言うことなど聞く意味はないのでは?」と思ったり、
「自分がたとえいま一生懸命努力しても無駄なのでは?」と思ったり
しやすい状況に今の子どもたちが置かれていて、
さらに、「どうせ周りの大人に悩みを言っても分からないでしょ」という
一種の諦めのようなものを抱えている状況があると、感じています。
そういう今の子どもたちの状況に寄り添いつつ、
「でも、死にたいってわけじゃない」という想いを引き出して、
最後に「生きて、生きて、生きて、生きて、生きろ」と叫ぶ。
文章や発言の意図を汲み取ってもらえず、
言葉尻だけつかまえて批判するような例が後を絶たない
いまの社会において、これ以上の応援歌はないでしょう。
そして、こういう歌が紅白歌合戦の大舞台で、多くの国民に披露される
場を作ったNHKの姿勢は、賞賛に値すると思います。
進学塾TopNoteは、今年も「なんとかしたい」を叶える塾として、
生徒一人一人の想いに寄り添い、指導をして参ります。
せっかく何かのきっかけで「がんばりたい」とお子様が思っても、
このご時勢の中で、すぐにその想いが飛んでしまうということもあります。
保護者様にぜひ、一押ししていただければ、
TopNoteがその想いを忘れず、頑張れる環境と、
「やれる気」がする学習プランをご提供いたします。
期末テスト対策、新年度準備はお任せください!
今年もよろしくお願いします!